Windowsにpythonをインストールして環境構築してみよう!

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目次

はじめに

Pythonは、データ分析、ウェブ開発、自動化、AIなど、多岐にわたる用途で利用されるプログラミング言語です。そのため、多くの開発者や学生がPythonの環境構築に取り組むことが増えています。特にWindowsユーザーにとっては、環境構築が難しそうに感じるかもしれませんが、実は驚くほど簡単にセットアップできるのです。

この記事では、WindowsでのPython環境構築の手順と、その際のポイントを詳しく解説します。

Pythonのダウンロード

  1. 公式サイト https://www.python.org/ にアクセスします。

  2. 「Downloads」セクションから、Windows向けの最新バージョンをダウンロードします。

  3. ダウンロードしたインストーラを実行します。

インストールの際の注意点

  • インストーラを起動すると、下部に「Add Python to PATH」というオプションがあります。これをチェックすることで、コマンドプロンプトやPowerShellから直接Pythonを実行できるようになります。必ずチェックを入れてください。

  • インストールタイプは「Install Now」を選択すればOKです。
    もしカスタマイズが必要な場合は「Customize installation」を選択し、必要に応じてオプションを選択してください。

確認

インストールが完了したら、コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力してPythonのバージョンを確認します。
以下のコマンドが実行出来て、「Python 3.xx.x」(xにはバージョンの数字が入ります)の様に表示が出れば、正常にインストール出来ています。

python --version

仮想環境のセットアップ

「仮想環境」とは、Pythonのプログラムを書くための専用のスペースのようなものです。このスペースを作ることで、プログラムごとに必要なツールやライブラリを整理して管理することができます。これにより、異なるプログラム間でツールやライブラリのバージョンが衝突することを防ぐことができます。

例えば、あるゲームをするために特定の部屋を使い、その部屋にはそのゲームに必要なものだけを置くようなイメージです。

それでは、仮想環境を作成してみましょう。

仮想環境を作る

まず、コマンドプロンプトを開きます。そして、以下のコマンドを入力して、新しい仮想環境を作成します。ここでは、仮想環境の名前を「myenv」としていますが、好きな名前に変更しても大丈夫です。

python -m venv myenv 

このコマンドを実行すると、現在のフォルダに「myenv」という名前のフォルダが作成されます。このフォルダが、新しい仮想環境の「部屋」のようなものです。

仮想環境を使う準備をする

次に、作成した仮想環境を「起動」します。これにより、この仮想環境の中だけでPythonのプログラムを書くことができるようになります。

myenv\Scripts\activate 

このコマンドを入力すると、コマンドプロンプトの左側に「(myenv)」と表示されるはずです。これは、現在「myenv」という仮想環境を使っていることを示しています。

これで、仮想環境のセットアップは完了です。この「部屋」の中でPythonのプログラムを書くことで、他のプログラムとの干渉を避けることができます。

必要なライブラリのインストール

pipを使用して、必要なライブラリをインストールします。

pip install [ライブラリ名]

まとめ

WindowsでのPython環境構築は、公式サイトからのダウンロードと簡単な設定を行うだけで完了します。特に「Add Python to PATH」のオプションを有効にすることで、コマンドラインからの操作が非常にスムーズになります。仮想環境を利用することで、プロジェクトごとの環境を綺麗に保つことができるので、ぜひ活用してください。

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