※本ページにはプロモーションが含まれています。
目次
はじめに
もしあなたがUbuntuを使用していて時々メモリ不足に陥ることがあれば、swap(スワップ)領域は非常に役に立つかもしれません。本記事では、Ubuntu22.04にスワップ領域を追加する手順を分かりやすくご紹介します。
スワップファイルの作成
まず最初に、swapファイルを作成します。これは追加のバーチャルメモリとして機能し、システムが物理メモリよりも多くのリソースを必要としたときに活躍します。以下のコマンドを使って、例として2GBのswapファイルを作りましょう(サイズはお好みで調整可能です):
sudo fallocate -l 2G /swapfile
正しいパーミッションの設定
swapファイルは誰でも読み書きできるべきではないので、適切なパーミッションを設定します。
sudo chmod 600 /swapfile
swapファイルのセットアップ
次に、作成したファイルをswapファイルとしてセットアップします。
sudo mkswap /swapfile
swapの有効化
swapファイルを有効にします。
sudo swapon /swapfile
fstabファイルの編集
swapがシステム起動時に自動的に有効になるように、/etc/fstab
ファイルにエントリを追加します。
echo '/swapfile none swap sw 0 0' | sudo tee -a /etc/fstab
swap設定の確認
swapが正しく設定されたかを確認します。
sudo swapon --show
再起動
最後に、システムを再起動して、すべての変更を適用します。これらのステップを実行すると、Ubuntu 22.04にswap領域が作成され、使用できるようになります。
まとめ
Ubuntu 22.04にスワップ領域を追加するプロセスは、システムのメモリ管理を強化する簡単な方法です。本記事では、スワップファイルを作成し、システムで利用できるように有効化する手順を紹介しました。これにより、物理メモリが不足しているときでも、システムのパフォーマンスが維持されるでしょう。